ヴァイオリン職人の探求と推理

久々の更新になりますが、最近読んですっかり気に入ってしまった本を紹介してみたいと思います。

ヴァイオリン職人の探求と推理 – ポール・アダム/青木悦子 訳|東京創元社
http://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488178055

イタリアはクレモナのヴァイオリン職人のおじさんが主人公のミステリ。ミステリというと血なまぐさいイメージがあって苦手という方も多いかと思います。このお話でももちろん殺人事件が起こってしまうのですが、主人公とその相棒となる刑事との関係がどうにも微笑ましかったり、彼らがたびたび食事をする場面が出てきたりして、どこか穏やかな雰囲気も漂う、不思議な魅力を持った作品なのです。おじさん萌え、年の差コンビ萌えという方に是非チェックしていただきたい!あと音楽好きな方。

続編となる「ヴァイオリン職人と天才演奏家の秘密」もオススメですので、興味を持たれた方は上記のリンクから出版社のサイトへどうぞ。少しだけ立ち読みもできちゃいます。